日本政府がお手本にする薬局?40年前から「かかりつけ薬局」としての地位を築いてきたスギ薬局の在り方とは?

これから迎える超高齢化社会に向けて、政府が打ち立てた方針が「地域包括ケアシステム」だ。同システムでは医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域コミュニティの形成を目指している。そんな流れの中でかかりつけ薬局の役割も重要となってくる。医療機関にいく一歩手前の予防医療は医師が診察するまでもなく、薬局で行っていこうというわけだ。

 

スギ薬局が「かかりつけ薬局」のモデル店としている店舗では本格的な健康診断機器や無菌室まで備えてあり、血管年齢や骨密度の測定などを行うことが可能となっている。こうした取り組みは医療機関からも高く評価され、スギ薬局の敷地内に医院を開設したいという声も上がってきている。

 

「かかりつけ薬局」としての地位を確立しつつ経営計画をするめているスギ薬局の創業者・杉浦会長がロールモデルとしているのは全米一のドラッグストアチェーンであるウォルグリーン。杉浦会長は20代のときに米国へ視察に行き、ウォルグリーンの広くて明るい店内、調剤を重視した姿勢に感銘を受けたと東洋経済のインタビューで語っている。日本のドラッグストアチェーンが食品の取り扱いを強化してスーパーみたいに進化していったのとは逆に、スギ薬局は調剤を強化する方向で進化していったのだ。

 

その結果、スギ薬局の調剤売上比率は20%という高水準(参考:マツモトキヨシ7%、サンドラッグ2%)になっている。

 

調剤併設型の薬局を強化しているスギ薬局では、薬剤師の確保も重要な経営課題だ。薬剤師を確保するためには薬剤師にとって本当に働きたいと思える職場環境、薬剤師として成長していける土壌作りが必要不可欠である。スギ薬局では新入社の薬剤師に向けて東京・大阪・名古屋の研修センターで3年間の研修を設けている。また、認定薬剤師の資格取得に向けた研修制度も充実している。こうした研修制度への投資も「かかりつけ薬局」として信頼される薬剤師を各店舗に配備したいというスギ薬局の経営方針あってのもの。今後ますます高齢化が進む日本においてスギ薬局のような「かかりつけ薬局」はなくてはならない存在となることが予測される。薬剤師も今よりもっともっと活躍して欲しいと切に願う。

 

参考記事:スギ薬局、狙うは日本一の「かかりつけ薬局」

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